2021年10月にワイジェイカード株式会社がPayPayカード株式会社へ社名変更することに伴い、PayPayカード(ペイペイカード)が誕生します。
今後準備が整い次第、Yahoo! JAPANカードに加え、新サービスとしてPayPayカードのリリースを予定しております。
ニュース記事などでPayPayカードが発行開始になる旨を知り、メインカードの切り替えを検討している人は多いのではないでしょうか。
PayPayカードのサービスはまだ開始されていないため情報が少なく、検索しても詳しいスペックなどがわからない実情があります。
そこでPayPayカードのサービスが開始される日や還元率などのスペックといった、未解禁の情報をまとめました。
この記事でわかること
- PayPayカードは2021年10月1日に新規申し込み開始予定だったがかなり遅れている
- PayPayカード(ペイペイカード)の還元率は1.0%以上になる
- 入会キャンペーンは超PayPay祭のクオリティを超える見込み
- チャージ時の還元率でPayPayユーザーが有利になることは間違いない
PayPayカード(ペイペイカード)の還元率アップ方法や入会キャンペーン、審査についても詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてください。
最新情報
2021年12月1日より、PayPayカードの新規申し込み受付が開始されました。
ただし、ヤフーカードを持っている人は2021年4月からPayPayカードへ順次切り替えられる予定となっており、現時点で申し込むことはできません。
ヤフーカードを解約してから6ヶ月以上経過していれば申し込めますが、それでも新規入会キャンペーンの対象外となり、PayPayポイントがもらえない難点があります。
他にもまだ機能が十分に整えられておらず、iPhoneでPayPayアプリを利用している人はPayPayカードを登録できない状態です。
iPhoneでPayPayにPayPayカードを登録できるようになるのは2022年以降となるため、チャージ目的で発行したいのならそれまで待ったほうがよいでしょう。
PayPayカード(ペイペイカード)はいつから発行できる?10月1日以降になる予想
PayPayカード(ペイペイカード)のサービスが始まる日程はまだ発表されていませんが、2021年10月以降に新規申し込みの受付を開始するものと思われます。
PayPayカードの発行元となるワイジェイカード株式会社は、10月1日に商号と本店所在地の変更といった大規模なリニューアルをしているからです。
10月1日のリニューアルについては、ワイジェイカード株式会社の公式ホームページにも記載されています。
ヤフー株式会社(代表取締役社長CEO:川邊健太郎)の完全子会社であるワイジェイカード株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長:安藤聰、以下「当社」)は、本日開催の取締役会において、PayPayカード株式会社への商号変更日を2021年10月1日(金)とすること及び同日に本店所在地の移転を行うことにつき決議しました。
その他にも、PayPayの系列会社が展開するサービスはシステムメンテナンスや商号変更といった大規模な業務を進めており、PayPayカード発行に向けて準備しています。
系列会社が展開するサービスの大規模な業務を、時系列で以下の表にまとめましたので参考にしてください。
同グループのサービス | 実施日 | 実施される内容 |
---|---|---|
OneTap BUY | 2021年2月1日 | PayPay証券へ商号変更 |
ワイズ・インシュアランス株式会社 | 2021年4月1日 | PayPay保険サービス株式会社へ商号変更 |
ジャパンネット銀行 | 2021年4月5日 | PayPay銀行へ商号変更 |
Yahoo! JAPANカード | 2021年4月4日〜4月11日 | システムメンテナンス |
YJFX! | 未定 | PayPay FXへ商号変更 |
PayPayと結びつきが強い2つのサービスが同時に動くということは、PayPayカードのサービスを開始するためにシステムを整備している可能性がかなり高いのです。
つまり、10月1日の商号変更でPayPayカードを発行するための最終的な準備が完了するということです。
しかし、ワイジェイカード株式会社の商号変更およびPayPayカードのリリースは、政府が外出自粛要請を発表した影響で大幅に遅れが生じています。
4月1日にリリースする予定が10月1日に延期されましたが、現時点でも発行を開始しておらず、かなり遅れているため10月後半でも確実に申し込めるとは言い切れません。
クレジットカードを早く作りたいのなら、PayPayの支払い方法として登録できるブランドは他にもありますのでそちらを検討したほうがよいでしょう。
おすすめのクレジットカードについては、「クレジットカードおすすめランキング【2023年最新】人気のクレカをまとめて比較」で詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。
ヤフーカードのスペックを引き継いでリニューアルする予定
PayPayカードは、ヤフーカードのスペックを引き継いでリニューアルすることが決定しています。
つまり還元率や年会費などがヤフーカードと同等、あるいは改善されるということです。
親元であるZホールディングスは、PayPayカードの取り扱いを開始することでPayPayの利用促進を図る狙いがあるため、ヤフーカードの改悪版になることはまずありえません。
とくにPayPayユーザーはキャッシュバックやポイント還元といったお得なサービスに魅力を感じているケースが多いので、年会費を有料にする可能性は低いといえます。
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年会費は永年無料?顧客を獲得したいZホールディングスは敷居を下げる
PayPayカードのベースとなるヤフーカードは、年会費が永年無料で利用し続けられるのが特徴です。
そのため、PayPayカードも年会費が永年無料のスペックをそのまま引き継ぐと考えられます。
PayPayカードを年会費有料にすると、無駄なお金を支払いたくない顧客がヤフーカードに流れてしまうからです。
先ほども触れたように親元のZホールディングスはPayPay利用者数をさらに伸ばしたい狙いがあるので、年会費を有料にして敷居をわざわざ上げることはしないでしょう。
ヤフーカードはすでに年会費無料のクレジットカードなのでリニューアルしなくても問題ないですが、還元率は改善されるかもしれません。
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還元率は1.0%以上?注力している商品はポイント数が2倍になる傾向がある
ヤフーカードの還元率は1.0%となっていますが、PayPayカードではそれ以上になる可能性があります。
発行元が力を入れている商品をリリースする際は、還元率をこれまで主力だったクレジットカードの2倍に設定するケースが多いからです。
実際に管理人は50種類以上のブランドを利用してきたなかで、新しくリリースされたクレジットカードの還元率が2倍になったケースは以下で表にまとめましたので参考にしてください。
新しくリリースされた商品 | 還元率 | これまでの主力商品 | 還元率 |
---|---|---|---|
JCB CARD W | 1.0〜5.5%* | JCB一般カード | 0.5~5.0%* |
三井住友カード(NL) | 0.5〜7.0%* | 三井住友カード | 0.5〜2.5% |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード | 0.5〜2.0%* | アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード | 0.5% |
上記のように新しいクレジットカードをリリースする際は、還元率がベースとなる商品の2倍に設定されることがほとんどです。
PayPayカードの還元率もヤフーカードより上がる可能性が高く、キャンペーンの利用などで2.0%超えもありえない話ではないでしょう。
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注釈
※Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスで支払うことが条件です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※通常のポイントを含みます。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
※ご利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント(約5円相当)付与されます。
※交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。
入会キャンペーンは超PayPay祭以上のクオリティになる可能性が高い
PayPayは、利用料金のキャッシュバックやポイント還元といった大規模なキャンペーンを頻繁におこなっています。
先日も1ヶ月間を通してPayPayポイントが貯まりやすくなる超PayPay祭が話題になったばかりですが、PayPayカードの入会キャンペーンはこれ以上のクオリティになるでしょう。
ユーザーにとって超PayPay祭はまだ記憶に新しく、PayPayカードのキャンペーン内容が薄いと印象に残らないからです。
PayPayカードは、Zホールディングスがこれまで取りこぼしてきたユーザー層を獲得するためにより一層力を入れています。
キャンペーンは赤字覚悟で実施することが予想されますので、今PayPayにチャージできるカードが手元に欲しくても、我慢してPayPayカードがリリースされるのを待つほうが賢明です。
ゴールドカードはヤフーカードで弱かった旅行サービスに力を入れる
PayPayカードの新規発行受付開始後は、もちろん年会費有料のゴールドカードもリリースされると思われます。
PayPayカード株式会社が発行するゴールドカードは、おそらくヤフーカードで万全ではなかった旅行サービスを充実させる可能性が高いです。
これまでヤフーカードの旅行サービスは、宿泊予約サイトであるヤフートラベルの利用時に貯まったTポイントを利用できる程度でした。
航空ラウンジなどを利用できる特典もないため、旅行会社と提携しているアメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードなどに比べるとかなり劣っています。
しかしZホールディングスグループの大規模な商号変更は、顧客を獲得するためだけではなく系列会社同士の強固な連携を図る狙いがあります。
そのため、PayPayカード株式会社が発行するゴールドカードでは間違いなく旅行関連に強いヤフートラベルの知恵を活かしてサービスを強化するでしょう。
PayPayカードの還元率アップ方法!PayPayユーザーは間違いなく有利になる
普段からPayPayを利用している人は、メインカードをPayPayカードに切り替えることでどれくらいお得になるのか気になるところだと思います。
おおよその予想はついていると思いますが、PayPayカードはPayPayユーザーが利用する際に還元率がアップする可能性が高いです。
そもそもカード名のとおり、PayPayのために作られたクレジットカードといっても過言ではないからです。
例えば楽天カードやAmazon MasterCardでは、以下のような自社のサービスを利用することで還元率がアップするサービスを提供しています。
クレジットカード | 還元率アップ方法 |
---|---|
楽天カード | 楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックスなどの利用で1〜3倍 |
Amazon MasterCard | プライム会員資格の有るアカウントで支払いすると2%還元 |
管理人も楽天市場で買い物する際は楽天カード、Amazonを利用する際はAmazon MasterCardというようにクレジットカードを使い分けているほどです。
楽天カードやAmazon MasterCardと同様に、PayPayカードはPayPayで利用する際に最も還元率が高くなるでしょう。
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チャージで最大4%以上のPayPayポイントがもらえる望みがある
PayPayカードは、PayPayのチャージをする際に利用するともらえるポイントが最も多くなる可能性が高いです。
具体的には、4%以上のPayPayポイントが付与されるケースもありえると思います。
なぜなら、今までヤフーカードでPayPayに直接チャージした際の還元率が最大4%だったからです。
ヤフーカードを利用したチャージで1%、PayPayの利用で3%のポイントが付与されていました。
PayPayカードでPayPayに直接チャージした場合の還元率がヤフーカードよりも低いと新しく申し込む意味がなくなるため、高めに設定する可能性は高いと思います。
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PayPayモールやPayPayフリマを利用するとポイントのダブル取りが可能
現在PayPayモールやPayPayフリマでは、PayPay残高で支払いをするとポイントが8〜20%還元されるサービスをおこなっています。
そのため、今後はPayPayカードでチャージしたPayPay残高で支払いをするとポイントをダブル取りできる可能性が高いです。
先ほど触れたようにPayPayカードで残高に直接チャージすると4%以上の還元が期待できるので、PayPayモールやPayPayフリマと合わせると最大24%以上になるかもしれません。
親元であるZホールディングスは、金融やショッピングといった生活に必要なサービスを全て自社グループで賄えるような仕組み作りに取り組んでいます。
PayPayモールやPayPayフリマの他にも、PayPayグループが展開するローンの返済や保険の料金支払いにPayPayカードを利用するとさらなるポイントアップが望めるでしょう。
ソフトバンクユーザーだけの特典を提供して顧客を増やす狙いがある
意外と知られていませんが、PayPayを手がけるZホールディングスはソフトバンクグループの傘下に入っている会社です。
そのため、PayPayカードでソフトバンクユーザーに向けた特典が提供されることは間違いありません。
実際に現在PayPayでは、ソフトバンクユーザーだけがPayPayポイントをもらえる割合がアップするサービスをおこなっています。
ソフトバンクユーザーだけが受けられる特典を増やすことで、auやドコモといった他キャリアのユーザーの乗り換え促進を図っているからです。
今以上にソフトバンクユーザーがお得になる特典が増えるため、auやドコモのユーザーは今のうちに乗り換えておいたほうがいいかもしれません。
PayPay銀行の口座を引き落とし先に指定するともらえるポイントが増える
PayPayカードを利用する場合、引き落とし先の口座をPayPay銀行にしておくともらえるポイントが増える可能性があります。
PayPay銀行は、2021年4月5日にジャパンネット銀行が商号変更して新しく営業を開始したネット銀行です。
2021年4月5日、ジャパンネット銀行はPayPay銀行としてスタートしました。
本日から気持ちをあらたに、PayPayおよびZホールディングスグループとの連携を深め、これまでの強みをPayPay銀行として進化させていきます。引用元:PayPay銀行公式HP
PayPayカードおよびPayPay銀行の親元であるZホールディングスは、生活に必要なすべてのサービスを同グループで賄ってもらえるような顧客サービスの提供に努めています。
実際にPayPay銀行では、PayPay残高への入出金が手数料無料やアプリを経由したローンの申し込みで6,000円分キャッシュバックといったサービスを展開しています。
そのため、PayPayカードでも引き落とし口座をPayPay銀行にすることで、毎月ポイントがもらえるといったサービスがおこなわれることでしょう。
PayPayカードでPayPayにチャージし、引き落とし先の口座をPayPay銀行にすることでもらえるポイントが最大値になるかもしれません。
PayPayカード(ペイペイカード)の作り方!ミニアプリで簡単に申し込める
PayPayカード(ペイペイカード)がリリースされた場合、PayPayミニアプリ内で申し込めるようになると思われます。
以前PayPayがローンサービスをリリースした際も、同様にPayPayミニアプリ内に新たなアイコンが追加されていました。
いち早くPayPayカードに申し込みたい場合は、PayPayミニアプリ内に新たなアイコンが追加されていないかチェックしておくとよいでしょう。
PayPayカードはZホールディングスが注力する商品のため、アプリのトップページに大きく広告バナーが掲載されるかもしれません。
ミニアプリ内で関連サービスに申し込む場合、アイコンをタップすると各サービスの公式ページへ移動して申し込みフォームが表示されます。
ヤフーカードの申し込みフォームと同様に、PayPay IDを持っていれば氏名や年齢などといった個人情報の入力が自動的に反映される可能性が高いです。
審査難易度は低め?新規顧客獲得に力を入れるリリース時が好機
PayPayカードをはじめとした新しくリリースされるクレジットカードは、序盤で最も審査に通りやすくなることが予想されます。
発行元の会社は新しい商品のリリース時に顧客をできるだけ多く獲得し、話題性作りに力を入れるからです。
例えばPayPayカードのリリース直後に利用者数が急増している旨がSNSやニュースで流れると、世間は人気がある良質な商品であると認識します。
Zホールディングスはそれだけで他社が発行するクレジットカードとの差別化を図れるうえ、PayPayの利用促進にも繋がるということです。
そのためPayPayカードがクレジットカード業界で新しい商品であると認識される約1年間は、審査の難易度を下げて前向きに新規顧客を獲得するでしょう。
ただし、他社で新たなクレジットカードがリリースされてPayPayカードの話題性が薄くなった場合は、審査難易度を厳しくして顧客の質改善に取り組む可能性があります。
PayPayカードを検討しているのであれば、顧客を前向きに獲得するリリース直後に申し込むのが賢明です。
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結果通知は申し込みから最短2分!すべてスマホ完結になる
PayPayカードの審査は、最短2分で終了する可能性が高いといえます。
PayPayカードのベースとなるヤフーカードは情報処理能力が高いことから最短2分審査を提示しており、これよりも遅くなると改悪と言われるリスクが発生するからです。
個人的な予想になりますが、PayPayはスマホを利用したサービスのため、審査結果の通知はLINEポケットマネーなどのローンと同じようにアプリ内でおこなわれると思います。
つまり、申し込みから契約までスマホで完結するということです。
他のクレジットカードと違って書類を記載したり提出物を郵送したりといった手間が省けるので、スマホ世代にはありがたい商品になるでしょう。
即日発行は不可能なのですぐに利用したい人には向いていない
PayPayカードは、審査が早くても即日発行できないことがネックになりそうです。
ベースとなるヤフーカードでは発行までに1週間ほどかかるため、即日発行で利用したい人には向いていません。
ただし先ほども触れたようにPayPayはスマホを利用したサービスであることから、即日発行できるクレジットカードになる可能性は十分にあります。
例えば三井住友カード(NL)では、カードが発行される前でもWebページでカード番号を確認でき、ネットショッピングなどですぐに買い物できます。
PayPayも同様のアプリを展開するのであれば、スピードを重視する人にも最適なクレジットカードになるかもしれません。
これまでPayPayカードの未解禁情報について詳しく解説してきましたが、紹介した内容はすべて公表されているわけではなく、あくまでも予想になります。
4月11日までに新たな情報が解禁される可能性がありますので、PayPayカードですぐに申し込みたい人はこまめにニュースを確認しておきましょう。
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